長春工程学院は、工学を中心として、管理学、理学、芸術学、文学など様々な学科をバランスよく発展させていると同時に、建築、水利、電力、地質などの基礎産業に対する深い蓄積と明確な学校運営特色を持っている大学です。
本学は吉林省人民政府と国家応急管理部が共同で建設する大学で、吉林省特色ハイレベル実用型A類大学、「国家特殊人材養成プロジェクト—学士号授与機関として修士育成」試験大学、教育部「優秀エンジニア教育訓練プログラム」実施大学、「CDIOプロジェクト教育改革」試験大学、「新工科」総合改革プロジェクト実施大学、「EUエラスムス・プラス修士課程国際化人材育成プログラム」実施大学、吉林省学士課程人材育成改革示範大学（A 類）として位置づけられています。
長春工程学院の前身として、1951年から1953年に長春土木建築高級職業学校、長春測量地質技術学校及び長春水力発電工程学校が設立され、50年経った2000年3月、3つの学校が統合され、今日の姿を整えるようになりました。
本学は現在、湖東と湖西の2つのキャンパスを含めて総敷地面積45万8,000㎡に,校舎全体の総建築面積は46万3,000㎡であり、3億9,800万元に達する教育および研究機器設備を含めて11億3,600万元に達する総固定資産を保有しています。また、中国語及び外国語図書185万冊と電子書籍262万9,800冊を保有する図書館を備えています。
本学は工学、管理学、理学、芸術学、文学など5つの学科と16の修士学位専攻、6つの吉林省特色ハイレベル学科があり、いずれも吉林省の特色ハイレベル学科の客観的評価で上位30％に属するだけでなく、全国学友会評価上位50％に含まれています。そして22の教学部門、49の学部専攻及び９つの国家級一流学部専攻拠点、8つのび省特色専攻、13の専攻が国家工学教育専門認証（評価）を取得済み、7つのび省級「優秀エンジニア教育訓練プログラム」実施専攻、2つの国家CDIO試行専攻、19の省級一流学部専攻、8つの省級特色ハイレベル専攻、5つの省級ブランド専攻、7つの省級人材育成革新モデル実験区を保有しています。
現在、本学には、16,000人以上の全日制学部生、修士および留学生が在学中です。また、大学設立以来、合計15万人以上の優秀な実用型人材を養成し、そのうち50％以上が大企業及び中堅国有企業に就職しています。さらに、中国全土に39の学友会とロシア、イギリス、パキスタンなどの国に海外学友会を設立し、学友会のシステムが着実に改善されています。
本学は現在、1,300人余りの教職員が在職中で、そのうち教授は518名で、60人が関連研究機関と大学で博士課程や修士課程の指導教授に委任されています。
本大学は科学研究と成果転換を重要視しており、吉林省政府などの関係官庁及び国家電網有限公司、中国電力建設集団有限公司、中国能源建設集団有限公司、中国建築集団有限公司、及び中国航空工業集団有限公司など100社以上の大企業と産・学・研・用連携を行っています。また、26の国家及び省級重点実験室と工学研究センター設立し、多項目に渡る国家自然基金、科学技術部門、世界自然基金会（WWF）関連のハイレベル科学研究プロジェクトに取り組んでいます。過去5年間で国家及び吉林省科学技術進歩賞、特許賞など35項目にて受賞しました。
本大学はイギリス西スコットランド大学、ロシア南ロシア国立技術大学、アメリカニューメキシコ州立大学、アメリカペンシルベニア州立スリッパリーロック大学、日本武蔵浦和日本語学院、ドイツカッセル大学など30余りの海外大学と協力関係を結び、国際学術交流と科学研究協力のために留学生、専門家及び学者を相互派遣しており、イギリス西スコットランド大学、ロシア南ロシア国立技術大学、アメリカニューメキシコ州立大学と協力して学部教育事業を行っています。また、留学生教育事業に支えられて留学生数が年々増加している傾向です。
長春工程学院は終始基礎産業のために奉仕する運営特性を踏まえて、中国一流の実用型大学に生まれ変わるために力強く努力します。
（資料参照日：2023年5月12日）
